H0525_みちくさプレス86号
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病害では「しみ腐病」が以前、有明人参選果場では、品率で言うと10〜15%アップしています。──殺虫剤のフォース粒剤なども導入されているそうですね。島田部会長 じん、冬にんじんともに播種前に使っていますが、ネキリムシによく効きますね。発芽後の最初の防除では、ハモグリバエ防除に効果の高いアファーム乳剤を毎作必ず使うようにしています。──今後のビジョンについてはいかがでしょうか。宮崎主任 の7割がにんじんの収穫にハーベスターを導入するなど機械化が進んでいます。そのため規模拡大しやすく、後継者が継ぎやすいことから、他産地と比べて若い後継者が多いんです。今後は行政と共に基盤整備を進めながら、安定出荷を図っていきたいと思います。島田部会長「命よりにんじんが大事」と普段からよく口にそういう気持ちでこれからも、消費者に美味しいにんじんをフォース粒剤は春夏にん有明人参部会では、部会員ⓇⓇⓇⓇ4──病害虫防除についてはどのように対策をされていますか。島田部会長 問題です。特に春夏にんじんでは、収穫期後半の6月になると発生が増えてきます。しみ腐病の斑点があると、規格外品になってしまうので、対策は重要ですね。以前は、くん煙剤で土壌消毒するぐらいしか有効な手段がなかったのですが、処理後に被覆しなければならないので一人じゃできない。だから、5年前にユニフォーム粒剤が現われた時は、ホントに「神様、仏様」だと思いました(笑)。一人で処理できるし、しみ腐病の発生が10分の1ぐらいに減りましたから。また、生育期の防除にはローテーションの中で、アミスターオプティフロアブルを使っています。しみ腐病など幅広い病害を同時防除してくれるので安心です。宮崎主任 しみ腐病発生が多い年に規格外品が年間80トンぐらい出ていましたが、ユニフォーム粒剤の導入以降はそれがほとんどなくなりました。人参部会全体の秀●10aあたり9〜18㎏の全面土壌混和で、しみ腐病に高い予防効果。●黒葉枯病、斑点病、菌核病、うどんこ病などにんじんの幅広い病害に優れた防除効果。●ネキリムシ類などに高い殺虫効果を発揮。●ハモグリバエ類に優れた速効性を発揮。にんじんユニフォーム粒剤オプティフロアブルフォース粒剤アミスターオプティフロアブルも生育期の防除にはご愛用です!道草みち穂にんじんハモグリバエ類2000倍し届てけいていまきすまがす、。産地からちょっとひとこと島原鉄道の「大三東駅」は、日本で一番海に近い駅のひとつ。すぐ後ろは砂浜で、有明海が見渡せる観光名所なので鉄道ファンは必見です。有明人参選果場では今年、約8000トンの出荷をめざす(写真提供:JA島原雲仙)アファーム乳剤の適用害虫(抜粋)作物名適用病害虫名希釈倍数殺菌剤殺虫剤両剤とも播種前日に処理殺虫剤殺菌剤フォース粒剤の適用害虫(抜粋)作物名適用病害虫名使用時期作物名適用病害虫名希釈倍数は種前にんじん黒葉枯病、斑点病菌核病、しみ腐病は種時間引き・追肥ユニフォーム粒剤の適用病害(抜粋)使用時期作物名適用病害虫名1000倍にんじんうどんこ病収穫※にんじん(葉)にも適用がありますクロバネキノコバエ類にんじんネキリムシ類ローテーション防除の第1回目(発芽後)に使用ローテーション防除の中で1回散布しみ腐病は種前■島田部会長の春夏にんじん防除スケジュール10月11月12月1月2月3月4月5月6月播種ユニフォーム粒剤フォース粒剤アファーム乳剤アミスターオプティフロアブルアミスターオプティフロアブルの適用病害(抜粋)殺虫剤アファーム乳剤殺菌剤アミスター病害虫防除ニュース

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