YouTube公式チャンネルで動画公開中!早坂さんのジュリボレポート──管内の夏は冷涼で、ねぎづくりに適しているそうですね。奥山センター長 月上旬に播種、4月から6月に定植、8月から11月にかけて収穫を迎えます。夏時期は比較的冷涼なので、ねぎの生育抑制などが起こりにくく、つくりやすいことから露地栽培がさかんです。品種は「夏扇パワー」「夏扇4号」がメインで、北部・南部・東部の3営農センターで共同選果を行っていますが、管内産ねぎは個選・共選ともに厳しい選果を行うことで取引先からは高い評価をいただいています。8月から9月中旬までの出荷分の軟白部分は25センチ、9月中管内の夏秋ねぎは、2旬以降は30センチで出荷。「もがみねぎ」のブランドで東京や長野など関東市場やスーパー向けに流通しています。──「もがみねぎ」の特長について教えてください。やはり品質の高さではない坂井係長 でしょうか。当管内でねぎを手がけ始めた当初、「生産者とJAが一丸となり、美しい肌・形状で品質の高い、市場に認めてもらえるねぎをつくろう」というテーマを掲げ、高品質なねぎづくりを行っています。 太さ、形状、病虫害などについて、厳しい各共選・個選では、軟白部分の長さ、選果を行っており、共選のA品率は約90%にも及びます。──ねぎづくりにおいて、どのようなこだわりをお持ちですか。沼澤係長 週に1回、3つの営農センターの関係者が集まって目揃え会を行うなど、品質・規格の統一を徹底するための取り組みには余念がありません。また、当JA管内では、栽培・防除など独自のルールに基づいた「誓約書」に署名・捺印して毎年提出してもらうことで、つくり手の皆さんが高い意識を持ち続けていけるように、取り組んでいます。おかげさまで、市場のご担当者からは、「ねぎの箱を上からあけても下からあけても、きれいで高品質」という高い評価をいただき、「もがみねぎがほしい」と強い要望をいただいております。──高品質なねぎを栽培するためのポイントは何ですか。早坂さん ねぎの収量は、育苗のときに8割は決まってしまうので、発芽率を上げるために、気候に応じた灌水量の微妙水田転作作物を模索する中でねぎづくりをはじめて以来、25年の歴史を持つ「もがみねぎ」。3ヵ所の営農センターで合計28.5haの高品質なねぎを手がけていらっしゃいます。その高品質の秘訣について、JA新庄もがみ北部営農センターの奥山秋彦センター長、営農課坂井義宏係長、同JA南部営農センターの営農課沼澤大典係長、近隣の他JAも含めた生産者組織もがみ広域ねぎ部会の元部会長早坂淳さん、現部会長八鍬良則さんにお話を伺いました。写真左よりJA新庄もがみ 北部営農センターの営農課 坂井義宏係長、営農アドバイザー 星川克之さん、もがみ広域ねぎ部会の現部会長 八鍬良則さん、元部会長 早坂 淳さん、同JA北部営農センターの奥山秋彦センター長もがみ広域ねぎ部会の早坂元部会長は、長ねぎ1.1haを作付(写真は主力の夏扇パワー)個選によるねぎの選果風景(写真は、葉ねぎ)11山形県関関東東のの市市場場がが熱熱望望すするる夏夏秋秋ねねぎぎ「「ももががみみねねぎぎ」」。。箱箱をを下下かかららああけけててももききれれいいでで高高品品質質。。
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