実感レポート動画実感レポート動画ウェブで公開中!ユニフォーム粒剤でフェロモントラップを設置するなど、減農薬にも取り組んでいます。──病害虫防除では、管内一斉防除に取り組んでいるそうですね。森田さん 主に管内の病原菌密度を減らすことを目的に、播種後から収穫までの間で2〜3回、基幹防除として同日に一斉防除を実施します。「生産振興研究会」が収集した病害虫の圃場データをもとに、毎年、一斉防除のタイミングを決めているんです。やはりにんじんでは、殺菌剤による病害防除が重要ですね。──ユニフォーム粒剤はどのように活用していらっしゃいますか。森田さん 管内の防除暦にも採用されて──にんじんの栽培はいつごろから始まったのでしょうか。森田さん 大正時代からつくられていましたが、生産が拡大したのは昭和30年代に入ってからです。海岸付近の土地区画整備が行われ、砂壌土の土質に合った品種「碧南鮮紅5寸人参」の栽培を機に、面積・生産量ともに増加しました。この品種は、昭和42年に愛知の伝統野菜にも登録されています。 現在、当JAの碧南人参部会は160名で構成され、海岸付近を中心に作付面積は160haに及んでいます。──産地ブランド「へきなん美人」の特長を教えてください。森田さん ネーミングの通り、色が鮮やかな紅色で形が整っていて美しく、にんじん特有の臭みがなく、甘み豊かなにんじんです。現在の品種は、管内の生産者と種苗会社、当JAが協力して開発した「碧南美人」というF1品種で、11月中旬から3月上旬ごろまで出荷されます。──碧南人参部会は、精力的な活動を行っているそうですね。森田さん 毎年3月に緑肥栽培講習会、7月には種苗会社を招いて栽培講習会を開催するなど、技術の向上をめざした勉強や研究活動にも余念がありません。人参部会の中の有志30名で構成される「生産振興研究会」では、病害虫の予察や防除情報作成、新品種の適合調査、作業省力化技術の研究などを担当しています。 また、部会員全員がエコファーマーを取得し、圃場ごとの栽培日誌記帳や農薬残留分析を実施したり、管内圃場全域にんじん5JAあいち中央 碧南人参部会生産振興研究会の森田充信さんにんじん洗浄機収獲され、洗浄されたばかりの色鮮やかなにんじん愛知県西三河南部に広がる砂質土壌を圃場とする、JAあいち中央管内のブランドにんじん「へきなん美人」。甘くて形が美しいのが特長で、主に北陸や関西へ出荷されているそうです。今回は、にんじんへの取り組みについてJAあいち中央 碧南人参部会 生産振興研究会の森田充信さんにお話を伺いました。愛知県「「へへききななんん美美人人」」をを1111月月かからら33月月ままでで出出荷荷。。甘甘くくてて色色とと形形がが美美ししいいブブラランンドドににんんじじんん
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