H0444_みちくさプレス75号
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実感レポート動画実感レポート動画ウェブで公開中!ユニフォーム 就農20年目になる地域の若 きリーダー石井亮さん。三浦市の代名詞とも言える、だいこんづくりについてお話を伺いました。石井さんが重要視するポイントは、「葉と根のバランス、追肥のタイミング、葉面散布」の3つです。 「葉っぱが大きくなりすぎても、貧弱でもダメ。両方のバラン関しては、周りの人よりも遅めに入れるようにしている。播種後30日ぐらいだとまだ元肥が土壌に残っているから、1回目の追肥は、慣行よりも10日ほど遅 らせて播種後40日ぐらいに散布するようにしているんだ」。 さらに、液肥の葉面散布は、病害虫防除とともに5回前後実施。葉が青々として丈夫になるのだとか。 また、作物は人間の身体同様に病気の予防が大事で、病気にかからないようなつくり方をする必要があると石井さんは言います。 「ここ数年は白さび病も他の病気も全然出たことがないね」とうれしそうに話す石井さんが、ユニフォーム粒剤を導入したのは4年前のこと。何よりも目を見張ったのは、その秀品率の良さでした。 「白さび病が出なくなったのはもちろんなんだけど、だいこんの肌ツヤが、明らかに今までと違うんだ。くすみがなくて、光沢がある。だから、秀品率がグンと上がったよ。以前は1日3000本出荷するうちの2500本が秀品で、しみやキズなどがある優品が500本ぐらいはあったけど、それが40本ぐらいに激減したね」。 だいこんに初めてユニフォーム粒剤を使った翌年、かぶにも全面導入。だいこん同様に肌ツヤの違いは歴然だったそうです。 「産地を守るには、品質を高めること。それに尽きる」と石井さん。だいこんも、かぶも、品質で他産地と差別化を図るために、ユニフォーム粒剤を上手に活用していきたい、としめくくっていただきました。農業についてちょっとひとこと三浦のイメージを変えたいです。だいこん以外にも、かぶやほうれんそうもある。後継者が多い産地なので、やる気になればイメージは変えられるんです。高品質を武器に他産地と差別化できる強い産地をめざしたいですね。葉面散布は5回前後実施。葉が青々としてすこやかにしみやキズのある優品が500本から40本へ激減だいこんKANAGAWA三浦市粒剤(播種時処理)播種間引き収穫7石井さんに聞きました!9月10月11月12月1月2月■冬だいこんの防除スケジュールユニフォーム粒剤殺虫剤・殺菌剤/葉面散布 5回前後ユニフォーム粒剤 実感レポート神奈川肌ツヤが明らかに違う。肌ツヤが明らかに違う。秀品率は格段に秀品率は格段にアップしたね。アップしたね。神奈川県三浦市石井 亮さん三浦市農業協同組合管内で石井農園を経営。冬だいこん40a(青誉)、春だいこん50a(春宴、冬みねなど)、かぶ60aのほか、キャベツ、すいか、かぼちゃ、トマトを作付。 スがとれていないとね。追肥に石井さんの「ユニフォーム粒剤」病害防除日誌

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