かんきつ あります。1本1本糖度検定を行い、合格した樹のみかんを樹上完熟させて収穫します。このため、糖度がのった濃厚な味になり、12月下旬ころに出荷します。 「青島本貯蔵」もプレミアム感のある商品です。メイン品種である通常の青島は12月に収穫し、翌年2月まで出荷しますが、「青島みかん専用の本貯蔵庫で貯蔵し、濃厚で糖酸バランスに優れた味に仕上げて翌年3月に出荷します。出荷前には、検査員が巡回して園地や本貯蔵庫の検査を実施し、合格した園地の青島だけを出荷するようにしています。 また、不知火は通常3月に市場へ出回りますが、JAの冷蔵庫で貯蔵しておいた「冷蔵の不知火」を4月下旬から本貯蔵」は収穫後に、ゴールデンウイークにかけて出荷できるようにしました。──栽培に関しては、どのようなこだわりがありますか。河合さん 温州みかんは、マルチ被覆をすることで、雨水の遮断や太陽の反射熱による糖度・コクの向上を促しています。また、隔年結果による収量差を抑えるために、10年ほど前から「樹冠上部全摘果」を実施しています。果実のなりが極めて多い樹に対しては、樹冠上部2分の1全摘果(樹の半分より上の果実を全摘果)を徹底することで、樹への負荷を減らし、隔年の収量差を軽減。表年と裏──JA管内では、どのようなかんきつを生産していらっしゃいますか。河合さん 柑橘部会の部会員773名で、栽培面積528haのかんきつを手がけています。栽培品種は、「ゆら早生、高林早生、興津早生、宮川早生、青島、ぽんかん、ネーブル、はるみ、不知火、せとか、清見」で、温州みかんは「とぴあみかん」というブランドで出荷されています。──「こだわりの商材」を手がけているとお聞きしましたが、どのような商品ですか。河合さん まず、「完熟早生みかん」が15JAとぴあ浜松 湖北営農センターの営農アドバイザー河合 憲さんロゴがデザインされた「とぴあみかん」の出荷箱貯蔵庫巡回で「青島 本貯蔵」の品質をチェック収獲された「完熟早生みかん」東京と大阪のほぼ中央、静岡県の西部に位置したJAとぴあ浜松。かんきつの年間出荷量は、静岡県第2位の規模を誇ります。温州みかん、中晩柑への取り組みについて、JAとぴあ浜松 湖北営農センターの営農アドバイザー河合 憲さんにお話を伺いました。とぴあの果実、野菜、ドリンクなどがネットショップでご購入いただけます。旬の詰め合わせ「野菜BOX」もおすすめ!http://www.ja-town.com/shop/c/ctopia/静岡県「「ととぴぴああみみかかんん」の」の産産地地ブブラランンドドをを育育成成。。「「青青島島 本 本貯貯蔵蔵」」ななどど、こ、こだだわわりりのの商商材材をを武武器器にに
元のページ ../index.html#16