E0000_みちくさプレス73号
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えだまめさやるハウス栽培では、2月上旬に播種、3月上旬に定植、5月10日ごろから収穫が始まり、一重トンネルでは5月中旬から6月中旬まで収穫します。──栽培のポイントやご苦労される点についてはいかがでしょうか。丸山部会長 トンネルの換気ときめ細かい施肥管理ですね。定植1ヵ月後の開花時期は、トンネル内を25℃前後に保たなければならないので、的確な換気が必要です。また、開花から収穫までの間に、尿素を3回施肥しますが、花芽の数によってその施肥量を微妙に調整して、一株に8莢以上が着莢するようにしています。ちゃっきょう──産地ブランド「弥彦むすめ」は、どのようなえだまめなのでしょうか。丸山部会長 当管内では47年前から、この極早生品種「弥彦むすめ」の生産に取り組んできました。現在、40戸の生産者で28haのえだまめを手がけていますが、そのうち7haが「弥彦むすめ」になります。 極早生えだまめ「弥彦むすめ」は全国有数の早期出荷で、5月の初旬過ぎから6月中旬にかけて、新潟県内の市場やスーパーに出荷されています。小売価格は1把で1000円前後とプレミアム感の高いえだまめと言えるのではないでしょうか。──「弥彦むすめ」には、どのような特長がありますか。丸山部会長 旨み、香り、食感に優れたえだまめです。葉・枝・根がついた状態で出荷するので鮮度の良さも自慢です。葉や莢を手作業で500グラムに調整し、5把を1束にして、裏側に生産者の氏名が印字された赤いブランドタグをつけて出荷しています。──栽培スケジュールについて教えてください。丸山部会長 出荷が早い順からビニールハウス、二重トンネル、一重トンネルといった作型があります。最も早く出荷でき実感レポート動画実感レポート動画ウェブで公開中!プリグロックスL5「弥彦むすめ」の選果風景弥彦村 野菜部会の丸山哲也部会長「弥彦むすめ」にはこのブランドタグを付けて出荷する鮮度保持のため、葉・枝・根がついた状態で出荷新潟県のほぼ中央に位置するJA越後中央。彌彦神社のふもとにある弥彦村では、ブランドえだまめ「弥彦むすめ」の生産が盛んです。えだまめへの取り組みについて弥彦村 野菜部会の丸山哲也部会長と吉野和一元部会長にお話を伺いました。当JAのウェブサイトでは、野菜、果物、花など管内農産物情報や営農情報などをご紹介しています!http://www.e-ja.or.jp/新潟県全全国国有有数数のの早早期期出出荷荷ええだだままめめ「「弥弥彦彦むむすすめめ」」。。出出荷荷価価格格のの高高ささもも全全国国トトッッププククララスス。。

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