H0427_みちくさプレス72号
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みちくさ動画みちくさ動画ウェブで公開中!!ウェブで公開中!!みちくさプレス検索「みらいファーム」代表 角田長久さん(左)とJAとまこまい広域 営農課の吉岡博和係長(右)─ななつぼし、ほしのゆめをブランド米「たんとうまい!!」で展開されていますが、最近の評判はいかがですか。吉岡係長 行ってはいないのですが、おかげさまで最近では東京、静岡といった道外からも引き合いをいただいています。もともとこの地域は日照量が少ないことから収量は望めないものの、肥沃な土壌により品質は折り紙付きですので、ブランド米としての伸びしろはまだまだあると考えています。─アミスターアクタラSCの紋枯病への効果はいかがでしょうか?吉岡係長 他剤との比較試験でアミスターアクタラSCの安定した予防効果を確認できたことから、昨年より防除暦に採用しました。現状の課題は、生産者が紋枯病の感染に気づきにくく危機感が薄いので、適期の防除が徹底されていないということです。今後は紋枯病の発生具合を注意深く観察し、初発確認の段階で地域の生産者へ周知するとともに、アミスターアクタラSCの適期散布による防除を指導していきたいと考えています。適期防除さえ徹底できれば、効果を発揮することは実証済みですからね。─水稲以外にもたくさんの特産品がありますね。斎係長 当JA管内には、白老地区の「白老牛」というブランド牛、早来・追分地区の畑作物、穂別地区の「穂別メロン」、追分地区の「追分メロン」など多様な特産品があり、さまざまな個性がひとつになっていることも強みです。とくにPR活動などを今後はブランド力をさらに強化し、生産者の方々へ、より多くの利益を還元できる価格で勝負できるようにしたいですね。─近年、管内で紋枯病が広がっているようですが、どのような点が問題ですか。紋枯病が厄介なのは、感染吉岡係長 に気づきにくいということ。例えばいもち病だったら、病斑が見えやすいので対処もしやすいのですが、紋枯病は症状が進んで稲が倒れ込んだりするまで分かりにくいですからね。「秋枯れしているのかと思って圃場に入ってみたら紋枯病だった」という圃場がいくつも見受けられます。近年はヘリ防除が主流となり生産者が圃場へ入る機会も減ってしまっているので、なおさら初期発見が難しい状況です。水稲カントリーエレベーター地域の農業を見守る同JA営農センター良食味・高品質なお米を育む肥沃な土壌に恵まれたJAとまこまい広域。水稲全般について、営農課クリーン農業係の吉岡博和係長と、経済部 生産資材課の斎 智宏係長、JA管内の「みらいファーム」代表、角田長久さんにお話を伺いました。産地からのお知らせ!当JAのネットショップでは、農産物をはじめ、お酒、加工食品など様々な商品を販売しています。https://www.food-palette.com/ja-tomakomaikouiki/3北海道みちくさ産地訪問産地訪問「紋た枯ん病とのう予ま防い防!!除」のをブ徹ラ底ンしド、力向上へ。

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