H0427_みちくさプレス72号
9/16

省力的な除草体系を模索するなか、アクシズMXを使用して効果を実感白く枯れるから効果が目に見えるし、水持ちの良くない圃場でもよく効いた務める農事組合法人新田営農の除草スケジュールは、田植時に初期剤、2週間後に中期剤を散布。7月上旬には取りこぼしたノビエやホタルイに対して後期剤でスポット処理していました。 「もっと除草効果の高い中期剤はないものか」と探していた若林さんは、新田営農の組合長から紹介されたアクシズMX1キロ粒剤(以下、アクシズMX)を移植栽培のコシヒカリ5haに使用してみました。 「去年よりも確実にヒエとかホタルイが少なかった。抑草期間が長いのかな。後発雑草の発生が少なかったから後期剤の散布が減ったし、今年は除草がラクだったよ。兼業だから、適期に除草剤の散布ができないこともあるけど、アクシズMXは散布時期が広いし、ノビエ4葉期でも対応してくれるので余裕を持って使えるね」。若林良作さんが副組合長を若林さんがアクシズMXの   8除草効果を実感した理由は、効果の長さや散布適期の幅広さ以外にもありました。 「散布の1週間後ぐらいに圃場を見に行ったら、雑草が白く枯れてた。効果が目で見てきちんと分かるから安心できたね。それに、雑草が枯れるまでの期間も短いんじゃないかな。効き目が速いのはすごく嬉しいね」。 「それと、散布した圃場のなかに水持ちがよくない圃場もあって、雑草を取りこぼす事も多かったけど、そんな圃場でもよく効いていたね。アクシズMXのような除草剤は今まで無かったと思う」。今後は直播栽培を3ha増やす予定だから、その圃場でもアクシズMXを使って除草作業の省力化を図って行きたいね、と語る若林さん。地域の担い手として今後の営農に期待がかかります。水稲若林さんに聞きました!農業についてちょっとひとこと新田営農の課題はいかに作業を省力化するか。移植水稲は苗づくりが大変だけど、直播水稲はそれがないから省力化できる。余った時間は他の作業にまわせるし、趣味の山菜取りにも使えるからね(笑)。5月田植え6月7月8月1キロ粒剤富山県富山市TOYAMA初期剤田植え2週間後アクシズMX1キロ粒剤9月収穫アクシズMX1キロ粒剤 実感レポート富山県           後発雑草が少なく、今年は除草作業がラクだったよ! ノビエ4葉期まで使えるから散布に余裕ができる。富山県富山市 若林良作さんJAあおば管内の農事組合法人新田営農の副組合長。15名で組織される新田営農では、移植水稲12ha(コシヒカリ、てんたかく、てんこもり)、乾田直播水稲11ha(コシヒカリ)、そば70aを作付。若林さんの「アクシズMX」雑草防除日誌

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る