H0538_フォース技術資料
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■フォース粒剤適用害虫の範囲及び使用方法(かんしょ抜粋)■コガネムシ類幼虫(ドウガネブイブイ)に対する防除効果コガネムシ類幼虫加害被害痕数/芋フォース粒剤は、かんしょのドウガネブイブイに対して高い防除効果を示した。少発生中発生多発生フォース粒剤9kg/10a植付5月成虫発生消長2006年 シンジェンタジャパン(株)中央研究所■発生状況:卵接種 ■処理日:6月16日■処理方法:全面土壌混和■調査日:10月11日(処理後117日後)、収穫物被害調査(4反復平均)無処理生育期収穫期コガネムシ類幼虫ハリガネムシ類かんしょフォース粒剤のかんしょでの使い方9㎏/10a植付前6月7月8月ドウガネブイブイ幼虫の食害痕全面土壌混和又は1回作条土壌混和9月10月1回13作物名適用病害虫名使用量C粒剤9kg/10a土壌混和土壌混和植付前全面又は作条使用時期本剤の使用回数使用方法テフルトリンを含む農薬の総使用回数20181614121086420主要害虫コガネムシ類幼虫(ドウガネブイブイ)コガネムシ類幼虫 防除のポイントかんしょの重要害虫であるドウガネブイブイは、幼虫で越冬し、気温の上昇とともに再活動するため、かんしょの植付時期が防除始期となります。6月頃から越冬幼虫が成虫となり産卵し、次世代の幼虫が2〜3齢幼虫になる8〜9月に最も被害が大きくなることから、生育初期から収穫まで幼虫による根部加害が問題となります。成虫は苗の地際から潜行し、産卵します。フォース粒剤を処理する際は、孵化幼虫の生息する深度10cm程度に耕耘し、深耕しないよう注意しましょう。塊根周辺部にガス化したテフルトリンが停滞し、孵化幼虫を逃さず防除します。かんしょでの上手な使い方と防除効果

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