H0538_フォース技術資料
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チョウ目カブラヤガ(ネキリムシ類)コウチュウ目ドウガネブイブイ幼虫(コガネムシ類)ハエ目タネバエダニ目ロビンネダニ(ネダニ類)コウチュウ目キスジノミハムシコウチュウ目ナガチャコガネ(コガネムシ類)加害作物茶、ハスカップ、果樹、花き、林木苗木、牧草。形態・生態成虫は体長10〜15mm、黄褐色。幼虫は20mm、乳白色。年1回の発生で、成虫は5〜7月に出現する。寄主作物の株元土中に産卵し、2週間で孵化した幼虫は有機物や根を食べ、秋からは土中深く潜る個体も現れる。ハエ目ネギネクロバネキノコバエ(クロバネキノコバエ類)ダニ目ホウレンソウケナガコナダニ加害作物ほうれんそう、きゅうり、メロン、ピーマン、トマトなど。形態・生態成虫の体長は0.3〜0.7mm、乳白色、胴部背面に6対の長毛。比較的冷涼な気候を好み、高温乾燥に弱い。施設栽培のほうれんそうでは春から初夏に被害が多く、露地では少ない。雑食性で、圃場内の有機物で増殖する。※上記はフォース粒剤が活性確認されている害虫範囲であり、実際の使用にあたっては登録ラベルの記載にしたがって使用してください。加害作物豆類、あぶらな科、なす科、うり科野菜、ねぎ類、いも類、芝草、花き類など。形態・生態成虫は体長約20mm、翅開帳40〜45mm、灰褐色のヤガ。幼虫は約40mm、暗灰色で体表は細かい果粒状。3齢以降の幼虫が若い野菜類を葉や茎を土中に引込みながら食害する。根菜類では食痕が残るので品質が劣化する。加害作物さつまいも、さといも、野菜類、芝草、林木苗木、花き類など。形態・生態成虫は体長20〜24mm、青銅黒色。幼虫は約35mm、カブトムシの幼虫を小型化した形。発生は通常年1回、成虫は6〜9月に見られ、産卵は7〜8月に集中する。幼虫期間は300日前後と長く、根を食害する。加害作物豆類、うり類、ねぎ、だいこん、はくさい、イネ科作物など。形態・生態成虫は体長約5mm、雌は灰褐色、雄は暗褐色。幼虫は約6mm、乳白色〜青白色のウジムシ。卵は耕起直後の湿り気のある土塊の■間に産みつけられ、土中に潜んだ幼虫が発芽直前の種子や発芽間もない芽や根を食害する。加害作物ねぎ、たまねぎなどのユリ科作物、さといも、すいせん、りんどうなど。形態・生態成虫は体長0.7mm、胴部は乳白色、顎体部と脚は赤褐色、脚は4対。幼虫や若虫もほぼ同色。ねぎなどの根部に群生して寄生する。露地では4〜6月の発生が多い。砂壌土、火山灰土などの酸性土壌、高温・高湿度の土壌で多発する。加害作物だいこん、かぶなどのあぶらな科、なす、うり類、てんさいなど。形態・生態成虫は体長約2mm、黒っぽい甲虫。翅に黄色い条紋がある。幼虫は4〜5mm、頭部が褐色、胴部が乳白色。成虫で越冬、春先から発生するが夏期に多く、高温乾燥の年は多発傾向。幼虫の根部食害は特にだいこんやかぶで被害が大きい。加害作物ねぎ、にんじん、にらなど。形態・生態成虫の体長は2.5〜3.5mm、黒っぽいハエで、翅は褐色がかった透明。幼虫は4mm、頭部は黒く、腹部は半透明。成虫は地上を■徊することが多く、活発に飛び回ることはない。幼虫は厳寒期でも被害植物の地下部で生息する。6ワイドスペクトラム幅広い土壌害虫から作物を守ります。フォース粒剤の特長

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