H0538_フォース技術資料
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0100100050̶0000700007/00000被害度フォース粒剤は、忌避効果発現までの時間が短く、対象害虫に対してきわめて速やかに効果を発揮します。作物の根部を加害する土壌害虫による被害は、収穫後に発覚することが多く、有効な防除手段が限られます。フォース粒剤は播種、定植時の処理を行うことで、約1ヶ月作物への被害を防ぎます。■ フォース粒剤の効果発現時間の測定 試験薬剤薬量/10a無処理フォース粒剤A粒剤■ フォース粒剤の力ブラヤガに対する効果発現の様子処理2〜3時間後のフラッシングアウト効果※フラッシングアウト効果■ だいこん/処理31日後調査による防除効果80604020土壌中の害虫を地表面に追い出す効果2015年 青森県産業技術センター野菜研究所■対象害虫:キスジノミハムシ ■発生状況:多発生 ■品種:夏つかさ「旬」■処理日:7月3日(は種時) ■処理方法:播溝土壌混和■調査日:8月3日(処理31日後) ■調査方法:各区中央部の10株の根部被害を程度別に調査2020年 シンジェンタジャパン(株)技術普及センター■対象害虫 : 力ブラヤガ終齢幼虫(前作キャベツから2月14日に採取) ■処理日 : 2月17日 ■撮影日 : 2月17日、19日2006年 シンジェンタジャパン(株)中央研究所■ 対象害虫:力ブラヤガ■ 試験方法:実験室内において、径9cmの腰高シャーレに深さ10cmの土壌を入れ、深さ3〜5cmに力ブラヤガ4齢幼虫を区当たり5頭放飼した。全面土壌混和は放飼直前、土壌表面混和は放飼直後に薬剤処理した。その後、土壌表面に人工飼料を静置した。調査は放飼3、24、48、72時間後に表面に出てきた苦悶及び死亡虫数、処理6日後には試験区を掘り返し、生存虫数を計数した。試験期間中は室温(19〜24℃)で管理した。フォース粒剤4kg/10a全面土壌混和土壌表面混和全面土壌混和土壌表面混和4kg6kg50/10100/4060/060/40100/9380/80100/10023/17無処理処理方法放飼後の経過時間と苦悶/死亡虫率(%)3時間後24時間後48時間後72時間後その後の苦悶の様子フォース粒剤9kg/10a放飼6日後の殺虫率(%)処理2日後の死亡虫速効性(ノックダウン)残効性フォース粒剤の特長

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