防除価04Isotianilいもち病菌接種72時間後ミネクトブラスター顆粒水和剤イソチニアルを処理した稲では、いもち病菌の菌糸に侵入された細胞が過敏感細胞死する事により、周辺細胞への拡大を防ぎます。いもち病菌接種72時間後38無処理区では、稲組織内でいもち病菌の菌糸が拡大します。■ 稲に対して安全性が高いので、播種時から移植当日までご使用が可能です。シャーレ試験移植当日いもち病菌薬剤を処理■ 病原菌の侵入に備えたプライミング状態(防御態勢)になります。播種時対照剤B■ 植物が備えている自己防衛機構を増強させ、いもち病などから稲を守ります。シャーレ試験いもち病菌10080604020播種時2019年 シンジェンタ ジャパン(株) 社内試験 (福島県いわき市)播種:4月13日 移植:5月16日 品種:ひとめぼれ 区制・面積:1区10.8㎡(6m×1.8m)3反復 処理量:200倍 0.5L/箱を播種後覆土前または移植当日に灌注、対照剤Bは50g/箱を潅水後播種面に均一散布 調査日:8月5日(移植81日後)写真提供:バイエルクロップサイエンス株式会社無処理区作用機作いもち病(葉いもち)に対する効果葉いもちに対する防除効果殺菌成分「イソチアニル」は、稲のいもち病菌に対する直接的な抗菌作用はなく、作物自体が持つ病害防御機能を活性化する作用(植物病害抵抗性誘導)があります。この特性により、耐性菌発達リスクが低く、育苗箱処理でしっかりいもち病を防除します。イソチアニル処理区※※イソチアニル100ppm処理移植81日後でも高い効果を発揮9897殺菌成分イソチアニル
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