*防除率(%)防除率(%*補正死虫率(%*補正死虫率(%::::0:0::放虫::)0::)0261)0::442:::::::::::*防除率:(1-処理区の平均寄生虫数÷無処理区の平均寄生虫数)×100検定数*補正死虫率:当該年度に実施された検定における補正死虫率の平均値*防除率:(1-処理区の平均寄生虫数÷無処理区の平均寄生虫数)×100(図1)ハスモンヨトウ試験場所供試作物対象害虫(図2)シロイチモジヨトウ試験場所供試作物対象害虫約2週間の残効が確認されています。■ハスモンヨトウに対する残効性降雨による影響を受けにくく、安定した効果を発揮します。降雨による影響は認められず、高い防除効果を示した。多くの殺虫剤と作用機構が異なるため、合成ピレスロイド剤やIGR剤など、従来の殺虫剤に抵抗性を獲得したハスモンヨトウやシロイチモジヨトウにも有効です。■チョウ目害虫現地採集個体群に対するインドキサカルブ5.0%DFの常用濃度検定■シロイチモジヨトウに対する残効性*防除率(%)検定数■キャベツにおける薬剤散布後の降雨の影響ファイントリムDF 2000倍試験場所供試作物供試虫2020年シンジェンタジャパン(株)技術普及センターキャベツ(品種:彩音) 区制:■散布■ 1区1株(9cm黒ポット植え)、3反復■ハスモンヨトウ2齢幼虫■2020年に同センター内のねぎおよびカリフラワー圃場から採集した卵隗から得た次世代個体群■シロイチモジヨトウ2齢幼虫■2020年に愛知県田原市のキャベツ圃場から採集した中齢幼虫から得た2世代目個体群2020年11月9日(温度23.0℃,湿度42%,晴)に手押し噴霧器で十分量(100ml/株)散布した。(クミテン5000倍加用)散布3時間後(風乾後)または24時間後に人工降雨装置で1時間30mmの降雨処理をした。降雨/乾燥後は全区、温室内で管理した。11月10日の24時間後降雨,風乾後に各株の第3本葉にシロイチモジヨトウ幼虫を第4本葉に、ハスモンヨトウ幼虫を各10頭ずつ放虫した。11月17日(放虫7日後)に各株の寄生虫数を計数した。処理方法降雨処理調査方法散布7日後散布15日後20散布7日後散布15日後20(図1)ハスモンヨトウ100806040202018年2019年■ファイントリムDF 2000倍 ■A剤2000倍40604060(図2)シロイチモジヨトウ100806040202020年80100■ファイントリムDF 2000倍80100100806040202018年2019年2020年※本データの供試作物、希釈倍数は実際の登録内容と異なる場合がありますので留意してください。試験場所供試作物区制供試虫2020年シンジェンタジャパン(株)技術普及センターキャベツ(品種:彩音)■散布■1区5株,反復なし ■放虫■1調査区10頭、3反復■ハスモンヨトウ2齢幼虫■2020年に同センター内のねぎおよびカリフラワー圃場から採集した卵隗から得た次世代個体群■シロイチモジヨトウ2齢幼虫■2020年に愛知県田原市のキャベツ圃場から採集した中齢幼虫から得た2世代目個体群10月20日(温度18.0℃,湿度70%)に手押し噴霧器で十分量(500ml/5株)散布した。(キャベツ:本葉7.5葉期)その後、供試作物は温室内で管理した。散布7日後(10月27日)、15日後(11月4日)薬液のかかった葉を径9cmプラスチックカップに供試虫とともに入れ、温度25℃,16L8Dの人工気象器に静置した。放虫4〜5日後に生存幼虫数を計数した。処理方法放虫日調査方法2018年、2019年、2020年 シンジェンタジャパン(株)中央研究所キャベツ■ハスモンヨトウ■愛知、熊本、和歌山、兵庫のアブラナ科栽培圃場から採取した卵塊の次世代個体群、または採取した幼虫を飼育して得られた次世代3齢幼虫を用いた。インドキサカルブ5.0%DF2000倍薬液(クミテン加用)にキャベツ葉片を30秒間浸漬した。室温にて風乾後、クリアカップに供試虫とともに入れ、25℃,60%RH,L:D=16:8の条件下で静置した。放飼3日後または、8日後に死虫数を計数した。処理方法調査方法2018年、2019年、2020年 シンジェンタジャパン(株)中央研究所キャベツ■シロイチモジヨトウ■愛知、兵庫県のアブラナ科栽培ほ場から採取した卵塊の次世代個体群、または採取した幼虫を飼育して得られた次世代3齢幼虫を用いた。インドキサカルブ5.0%DF2000倍薬液(クミテン加用)にキャベツ葉片を30秒間浸漬した。室温にて風乾後、クリアカップに供試虫とともに入れ、25℃,60%RH,L:D=16:8の条件下で静置した。放飼3日後に死虫数を計数した。処理方法調査方法■ハスモンヨトウ ■シロイチモジヨトウ無降雨散布3時間後降雨散布24時間後降雨約2週間の長い残効性を示した。近年の検定においても、高い殺虫活性が維持されていることが確認された。安定した防除効果が持続優れた耐雨性インドキサカルブの有効性
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