04防除価Isotianil写真提供:バイエルクロップサイエンス株式会社殺菌成分「イソチアニル」は、稲のいもち病菌に対する直接的な抗菌作用はなく、作物自体が持つ病害防御機能を活性化する作用(植物病害抵抗性誘導)があります。この特性により、耐性菌発達リスクが低く、育苗箱処理でしっかりいもち病を防除します。10080604020移植10日前2020年 福島県農業総合センター播種:4月17日 移植:5月25日 品種:ひとめぼれ 発生状況:甚発生(接種)薬剤処理:5月15日(移植10日前)、5月25日(移植当日) 処理量:100倍 500mlを灌注、対照剤Bは50g/箱を散粒 調査方法:移植56日後と64日後に全葉を対象に各調査地点30株について病斑数を調査し、株あたりの病斑数を算出した。防除価は株あたりの病斑数の平均より求めた。いもち病菌接種72時間後イソチニアルを処理した稲では、いもち病菌の菌糸に侵入された細胞が過敏感細胞死する事により、周辺細胞への拡大を防ぎます。いもち病菌接種72時間後76.465.5無処理区では、稲組織内でいもち病菌の菌糸が拡大します。■ 稲に対して安全性が高いので、安心してご使用できます。シャーレ試験移植当日ミネクトフォルスターSCいもち病菌薬剤を処理■ 病原菌の侵入に備えたプライミング状態(防御態勢)になります。防除価(56日後)防除価(64日後)移植当日対照剤B■ 植物が備えている自己防衛機構を増強させ、いもち病などから稲を守ります。シャーレ試験いもち病菌86.375.280.366.6いもち病(葉)をしっかりと防除しました。イソチアニル処理区※※イソチアニル100ppm処理無処理区作用機作いもち病(葉いもち)に対する効果葉いもち病に対する効果殺菌成分イソチアニル
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