2023年9月作成(H0588TK/OM)水田転作畑でのだいず栽培では、生育期後半に難防除広葉雑草が残草して、手取り除草に頼っている圃場が多いようです。そんな皆さまの課題解決に貢献する、浸透移行タイプの非選択性除草剤タッチダウンiQ専用の除草剤塗布器「パクパク」を弊社プロダクトマネジャー 除草剤担当 岡山直人がご紹介します。残草してしまう原因は、これらの広葉雑草が、中耕・培土前に散布する茎葉処理除草剤の効果が不十分な草種であることや、茎葉処理除草剤の散布時期が雑草の葉齢6葉期を超えていたり、散布ムラがある場合などがあります。とで、だいずに影響を与えることなく、タッチダウンiQがしっかりと塗布位置に保持され、根まで浸透移行することで雑草全体を枯らします。塗布後数週間で雑草が枯死するので、手取り除草で雑草を引き抜いたり、抜いた雑草を圃場外に運び出す手間を省力化できます。だいずの難防除雑草対策を大幅に省力化し、持続可能な農業に貢献するタッチダウンiQ&パクパク。丈の高い雑草用のショートタイプ、丈の低い雑草用のロングタイプ、希釈液吐出を電動化した電動パクパクPK89Mなどがラインナップされており、現場のニーズに合わせてお選びいただけます。「持続可能な農業」への取り組み雑草の茎に塗布することで、しっかり付着し、根まで枯らす塗布処理後数週間で難防除雑草が枯死丈の高い雑草に便利なパクパク ショートタイプ難防除雑草の茎に1〜3ヵ所、「パクパク」と塗布処理することで、苦労していた手取り除草が省力化できる電動パクパクの上手な使い方パクパク(Paku Paku)の使い方が動画でご覧いただけます!パクパクPK89大豆圃場での使用例シンジェンタジャパン株式会社 プロダクトマネジャー 除草剤担当 岡山直人雑草対策を行っても難防除雑草が残るのが課題「真夏の手取り除草をなんとかしたい」という、だいず栽培の現場の声をよく耳にします。現場の悩みのタネは、帰化アサガオ類、シロザ、ホソアオゲイトウ、オオオナモミといった難防除広葉雑草。播種直後や生育期の除草剤散布や中耕・培土などの雑草対策を行っていても残草してしまい、女性やシルバー人材の方が酷暑の中、人の背丈ほどに生長しただいず圃場に入って手取り除草を行っていることが多いのが現状です。パクパクを使って泡状のタッチダウンiQを茎に塗るだけこうした手取り除草の代替手段として開発されたのが、「パクパク(Paku Paku)」です。「パクパク」は、本体をホッチキスのように一握りすると、タッチダウンiQの希釈液を泡状に吐出。この泡状の希釈液を雑草の茎などに1~3ヵ所塗布するこ除草作業の時間は、手取り除草の半分に宮城県古川農業試験場の試験(当時)では、手取り除草では90分/10aだった除草作業が、パクパクでは40分/10aと労働力を約2分の1に軽減できたと報告されています。みちくさ雑草防除通信「真夏の手取り除草をなんとかしたい」。そんな大豆圃場のニーズにタッチダウンiQ × パクパクの除草剤塗布技術が貢献。
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