託防除を行っていらっしゃいます。「アミスター20を使った圃場と使わない圃場では、明らかな差が出ているケースを複数確認しました。ドローンで3年近い防除実績があるので、すごく信頼しています」と同社代表の大工さんはおっしゃっています。一般的に行われている基腐病の地上防除では、圃場を歩くことで土壌などに付着している菌を広げてしまうリスクも懸念されているのだとか。そうした地上防除のデメリットもドローンならクリアできる、と大工さんは続けます。「弊社ではかんしょの葉から1mぐらいの低い位置にドローンを飛ばして、そのダウンウォッシュを利用して葉裏や株元まで薬剤がしっかり付着するようにしています。アミスター20は、浸透移行性があるのでより確実に効果がいきわたっている感じ。また、ドローン散布であれば土壌の菌を広げてしまうこともないし、大雨の翌日でもすぐに散布できるので、より計画的な防除が可能です」とのことでした。また、同社で実施された防除試験では、アミスター20の散布をドローン散布と動噴散布で比較した場合、より希釈液の濃度が高いドローン散布の方が、かんしょの収量が高かったという結果が得られたのだそうです。「品種や収穫時期、前年度の基腐病発生程度などによって防除日程が細かく分かれているから、いつどこの圃場に何をどれだけ散布したかっていう日程管理をしてもらえるのが助かる。ドローンだって、自分で購入したら常日頃メンテナンスしなきゃいけないでしょ。長く農業を続けたいから、総合的に考えるとお任せしちゃった方が得なんだよね」とおっしゃる上水さん。現在、三股町の農業の未来を検討する組織を立ち上げ、地域農業にも貢献。後継者の育成や規模拡大を視野に入れ、今後も地域をリードする存在であり続けることでしょう。1mの高さからアミスター20をドローン散布。株元まで付着させ、浸透移行でしっかり守るドローン・無人航空機重要防除時期台風前病勢進展苗消毒でとりこぼした株の発病前作の土残渣由来の発病が始まる発病株の除去と銅剤散布定植2週目〜発病株散見(苗消毒効果が低下)(茎葉が畝間を覆う)梅雨時期の豪雨など二次感染による病気拡大定植5週目頃発病株の増加(予防散布が出来なかった場合は、降雨後速かに散布)病原菌の拡大前回と異なる薬剤を散布地上部の一部壊死使用方法散布かんしょ基腐病■適用表(抜粋)作物名適用病害虫名希釈倍数2000倍12~32倍無人航空機による散布無人航空機散布を推奨するシンジェンタ製品一覧はこちら!■使用例(生研支援センターイノベーション創出強化研究推進事業(01020C)令和3年度版マニュアル「サツマイモ基腐病の発生生態と防除対策」より参照)8青果用品種「べにまさり」の圃場必ず行ってください苗の薬剤処理植付前適正な苗消毒耐性菌管理の観点から、同一系統の薬剤の連用はさけ、他系統の薬剤との体系防除を心がけてください。● 耐雨性と浸透移行に優れ、安定した● 幅広い作物に登録があり、周辺作物● 無人航空機による散布は、畝間に茎葉が繁茂して圃場に入りにくい場合にも有効。予防散布で基腐病に安定した防除効果を発揮アミスター®20フロアブル● 予防的に薬剤処理を行うことでより優れた効果を発揮。効果を発揮。へも安心。焼酎原料用品種「ムラサキマサリ」の収穫作業サツマイモ基腐病定植6週目〜DRONE散布OK
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